すごいオリーブオイルを紹介します

オリーブオイルが好きすぎて、オリーブオイルのサイトまで立ち上げてしまった私。

 

今回ご紹介するのは、お世辞抜きで本当に「すごい」オリーブオイルです。

 

私は今まで結構な数のオリーブオイルを試してきましたが、ここまでしっかりと「出どころ」が分かるオリーブオイルもめずらしいです。

 

それが、ギリシャ・クレタ島産・ エキストラ ヴァージン・ オリーブオイル「フシコス」

 

「フシコス」を手がけている、デミトリさんは、オリーブオイルで有名なギリシャのクレタ島にルーツを持つカナダ人。

 

現在でも、彼のおじさんやおばさん、いとこ達が、オリーブ農園を受け継いでいます。

 

デミトリさんが、「フシコス」の販売を始めたきっかけは、周りにあふれかえっている、工業製品のような食べ物を見て、疑問を持ったから。

 

例えば日本のサラダオイルはどうでしょう?

 

化学薬品を使って精製した油が、透明なプラスチックボトルで売られています。

 

味も香りも取り除かれた、まるで工業製品のような食品。

 

また、ここ数年、偽造オリーブオイルの問題もささやかれています。

イタリアでは70%もの「エキストラヴァージンオリーブオイル」が偽造品という現状。

 

農家がつくったものを、販売に至る過程であらゆる業者が仲介し、利益のために安いオイルと混ぜたり、化学処理を施していることも多いと指摘されています。

 

娘が生まれたデミトリさん夫妻は、「こどもに何を食べさせるか」が、とても気になり始めました。

 

大量生産、大量消費が蔓延し、食べ物さえ工場で生まれてしまう時代。

 

子供のために、21世紀に本物の食事を残したいと強く願うようになった、デミトリさんの想いから誕生した、エキストラバージンオリーブオイルが「フシコス」なのです。

 

生産者の顔が見える

フシコスは、デミトリさんのおじさんやおばさん、いとこ達が作ったエキストラバージンオリーブオイル。

彼らのオリーブオイルの作り方は、昔ながらの方法で、実に素朴。

 

栽培から搾油まで全部自分たちで手がけています。

 

晩秋、十分に熟したオリーブ果実を、長い棒で枝を叩いて落としたり、機械で幹をゆすって落としたり。

 

集めた果実はその日のうちに洗って砕き、ペースト状になるまで拡販し終えたら、次々とステンレスタンクに入れられます。

 

あとはじっと4ヶ月ほど待ちます。

 

やがて細かな果肉や皮や種子などがオリとなって底の方へ沈殿し、上のほうに透明なオリーブオイルができます。

 

何も加えず、何も取り去らず、ただ自然の時間にゆだねるだけ。

 

やがて、金色の輝きを帯びた淡い緑のエキストラバージンオリーブオイル「フシコス」が誕生するのです。

 

オリーブオイルって、こんなにシンプルな作り方なんですね。

 

デミトリさんのおじさんやおばさんの農園には、樹齢500年とも700年とも伝わる老木があり、今でも立派な実をつけています。

この農園のオリーブはコロネイキ種だけ。

 

原種に近い品種です。

 

品質のためにギリシャから空輸

こうして出来上がったクレタ島のエキストラバージンオリーブオイル「フシコス」は、出来立てのままスチール缶に入れられ、航空便で日本へ運ばれます。

 

エキストラバージンオリーブオイルは、光・熱・酸素にとても敏感です。

船便では高温になりすぎて、酸化が進み、品質劣化が目に見えるよう。

 

船便は時間がかかる上に、赤道を通過しなければならないので、品質劣化は避けられなくなってしまいます。

 

その点、空輸なら、ギリシャから日本まで数日足らずで届きます。

 

日本に到着した「フシコス」は、デミトリさんの奥さんである「陽子さん」の親戚のおじさんが経営する、福岡の油屋さんの手で日本中に届けられるのです。

 

生産者、生産方法、輸送方法、販売者。

 

これらすべてを、こんなに細く、具体的に示してくれるオリーブオイルが今まであったでしょうか。

 

「フシコス」に関わっている全ての人が同じ「ファミリー」だから、信頼できる、そして安心できる、究極のエキストラバージンオリーブオイルが完成したのです。

 

届いた

待ちに待っていた「フシコス」が届きました💜

 

素敵な箱に入ったオリーブオイル。

箱に入っているオリーブオイルなんて初めてです。

 

プレゼントをもらった時のように、ワクワクしながら箱を開けてみると、缶に入ったオリーブオイルが。

付属で、コルク栓のようなものも付いています。(これはポアラーと言う、注ぎ口。)

 

このたたずまいは、まるで高級ワイン。

 

フシコスを作ったデミトリさんの親戚は、小規模なオリーブ農家で、「まさか自分たちが作ったオリーブオイルを日本のお客様に食べていただけるなんて夢のようだ」と、喜んでいたそうです。

 

普通は日本にいたら、決して届かないであろう、味わえないであろう、クレタ島の小さな農家で作られたエキストラバージンオリーブオイル。

 

それを直接味わえるなんて、なんて贅沢なんだろう。

 

驚いたのは、それだけではありません。

 

30ページ以上にわたる、小冊子がついていました。

この中には、デミトリさんの親戚である、クレタ島のシラキス家の歴史がぎっしり。

 

先祖代々のファミリーの写真や、オリーブの老木の写真、おじさんがロバに乗っている写真(笑 などなど。

見ているだけで、温かい気持ちになれる本でした。

 

私の頭の中では、デミトリさんのおじさんやおばさんがオリーブを栽培し、オイルを搾油している様子が、頭の中ではっきりとイメージできてしまうほど。

 

そして、その本に書かれていたのは、デミトリさんのフシコスに対する熱い想い。

 

オリーブオイルを食べる前から、期待がMAX(^O^)

 

開けてみた

まず緊張しながらも付属の「ポアラー(注ぎ口)」をビニールから取り出します。

 

ポアラーの差し込み方については、詳しい解説が書いてあったので、不器用な私でもちゃんと本体に差し込めました。

多少力が必要なので、自信がない方は男性にやってもらったほうがいいかもしれません。

 

私は自分でできました(^O^)

 

ドキドキしながら注いでみると、豊かな深緑色の液体が!

一般的にオリーブオイルはドロリとしていて、濃厚なテクスチャーのものが多いですが、フシコスは軽めな感じです。

 

熟成前の最高級の実を厳選して作られているから、香りが若々しく、爽やかな青みが鼻に抜けていきます。

 

ハーブに似た香りもするし、青りんごのようなフルーティーな香りも。

 

口に入れると、まず果実のようなみずみずしさ♪

 

コクのあるオリーブオイルです。

後味がピリッとしていて、物足りなさを感じません。

 

変な脂っぽさがないので、そのままでも抵抗なく飲めてしまいました。

 

フシコスのストーリーが頭に入っていると、1滴1滴にありがたみを感じますね。(^O^)

 

フシコスの使い方

ヨーグルトに

まずはシンプルに、プレーンヨーグルトにかけてみます。

フシコスをプラスすると、フルーツを加えなくても、食べ応えがあり、ほんのりスパイスが効いた大人の味になる。

 

エキストラバージンオリーブオイルには、葉緑素、ビタミンC、ビタミンE、βカロチンなどの成分もバランスよく含まれているので、私は毎日食べ物にかけて生で食べるようにしています。

 

フシコスは、未精製のオイルなので栄養価を損なわず、抗酸化成分もたっぷりなのがうれしい。

 

もちろんサラダにかけてもgood😊

 

ターメリックラテ

次にスーパーフードとしてセレブの間でも人気の「ターメリックパウダー(ウコン)」と牛乳をシェイカーで混ぜ合わせます。

それにフシコスを数滴加えます。

 

ターメリックラテの出来上がり。

お好みでハチミツを加えても。

 

ターメリックとオリーブオイルのダブルの抗酸化パワーで、活性酸素を除去。

 

単なるターメリックラテだと物足りないのですが、フシコスを加えるとコクが出てまろやかになり、まるでカフェのメニューのような高級感が出る。

 

私は特に紫外線の強い時期に飲んでいます。

 

紫外線を浴びると、体内で大量の活性酸素が発生してしまうので、スーパーフードの力を借りて抵抗力アップ。

 

アンチエイジング対策にもなる。

 

また、野菜ジュースを作った時にもフシコスを加えています。

注意点として、ポアラーを取り付け後は、フタがついていないので、倒さないように気をつけてください。

 

ポアラーがついているから、倒れてもこぼれにくくはなっていますが、残量が多い時に倒してしまうと、少し中身が出てしまいます。

 

フタをつけてくれると嬉しいです。

 

ただ、フシコスは、フタがついていなくても、缶入りで密閉されているため、空気や光を通さないのでオリーブオイルには最適なコンディションです。

 

開封後は、1〜2ヶ月を目安に使い切った方がイイみたい。

 

レシピカードがついていたので、 次はそれを見て、2品作ってみました。

 

そうめんチャンプルー

茹でたそうめんにフシコスをからめておきます。

こうすると時間が経ってもパサつきにくく。

 

ピーマン、ささみ肉、ニンジンを炒め、そこにそうめんを混ぜ合わせて、しょうゆやオイスターソースで味を整えたら、できあがり🎵

フシコスの おかげで、そうめんがコクのある味わいに。

 

ピーマンのシャキシャキ感とササミ肉の歯ごたえがマッチして、美味しくて一気に食べてしまいました。

 

和風のそうめんとも、中華風のオイスターソースとも合うフシコス。

 

 

おいしいボップオーバー

ボールに、卵とフシコス、豆乳を入れてよくかき混ぜます。

 

強力粉と米粉をふるっておきます。

 

それらを混ぜ合わせて、マフィン型に生地を入れ、オーブンで35分程度焼けば出来上がり。

外はカリッと、中はモチモチのデニッシュ。

 

バターの代わりにフシコスを使えば、ヘルシーな逸品の出来上がり。

 

普通のデニッシュとは違い、バターくささもなく、ディナーにもデザートにもなる。

 

お好みで生クリームやアイスクリームをのせても美味!

 

とってもあと引くお味でした。

 

簡単にできたのでおすすめです。

 

また、ゼラチンにコラーゲンパウダーを加えて、ゼリーを作り、にんにく、しそ、トマトをフシコスで和えた「しそ&トマトの冷製パスタ」を作ったり。

フシコスのように品質が良いエクストラバージンオイルは、どんな料理にも、お菓子にも合うと思いました。

 

クセが少ないので、いろんな料理にプラスして、お子様からお年寄りまで気づかれずに食べてもらえる。

 

工夫次第で使い方は無限大(^O^)

 

エキストラバージンオリーブオイルには、「ヒドロキシチロソール」と言う、ポリフェノールが含まれています。

ヒドロキシチロソールは、ビタミンCの10倍ともいわれる、優れた抗酸化作用があります。

 

フシコスがあれば、エクストラバージンオリーブオイルのスーパーパワーを普段の生活に手軽に美味しく取り入れることが出来ます。

 

フシコスのお値段は、「相当高いのかな?」と思いきや、最高級品なのに、けっこうお手頃価格 (2,970円・税込・会員登録必要・初めての方限定) なので、驚きました。

 

ムダなマージンや手間がかかっていないので、コストを低く抑えられるのかもしれません。

 

気になった方は、こちらからチェックしてみて下さいね。


 

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※個人の感想になります。