「いのち」のだし

私は以前カゼで寝込んだ時、食欲もなくなり何も食べられませんでした。

何日間も寝込み、やっと回復して1番先に口に入れたかったのが「シンプルなダシのうどん」でした。

何かの本で読んだのですが、「人間が病気から回復して1番先に食べたいものが、本当にカラダが求めているもの」だそうです。

 

私の体が本当に求めていたのは、「だしのうまみ」だったのかもしれません。

 

病気から回復した後に食べたうどんのダシの味が忘れられません。

だしが体に染み渡り、「ほっ」として、細胞の一つ一つが緩んでいくようでした。

 

また、寒い冬の夜におだしのきいたお味噌汁や鍋を食べると、疲れがすーっと体から抜けていくようで、とてもリラックスできます。

うまみ成分にはリラックス作用もあるので、実際に疲れが取れているのかもしれません。

 

数年前に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されましたが、その和食を支えているのは「だし」であり、「だし」なくして和食は成り立たないと感じています。

 

だしがしっかり取れていれば、うまみが効いたおいしい料理になります。

 

だし上手は料理上手なのです(^^♪

だしを上手に使いこなせれば、「料理上手な人」認定されること間違いなし!

 

だからこそ「だし」にはこだわりたい。

 

でも毎回毎回料理のたびに、かつおぶしや小魚からダシを取るヒマもない。

 

上手なダシのとり方がわからない。

 

そんな方でも、簡単に本格的なだしを使った料理ができる「無添加だしパック詰め合わせ」をご紹介します。

 

とにかく、こだわりにこだわったダシパックなので、必見です(^^♪

 

料理上手になれる「だしパック」

今までいろいろな和食を作ってきた私ですが、「ダシを制するものは料理を制す」と感じています。

 

どんなに一生懸命料理を作っても、だし選びを間違えると味がイマイチに。

 

反対に、たいした素材を使っていなくても、だし選びが成功すればおいしい料理になります。

 

これぞ、だしのマジック。

 

だからこそダシは良いものを選びたい。

 

私が「こだわりがすごい!」と感じた「だしパック」をご紹介します。

 

「UMAMIの旅(うまみのたび)」648円(税込) ・10g×5種パック



UMAMIの旅は、カツオと昆布、合わせ、いりこ、あご、本枯鰹節の5種類のダシが入ったセットです。

だしづくりを追求していく中で「うまみ」成分の科学的な分析と、職人の感性や技術力を駆使して仕上げた商品。

 

国産の厳選素材を使用しており、それぞれの「だし」を料理ごとに使い分けることで、日本各地に根付く「だし文化」を楽しめます。

 

いちどに5つの味のだしが楽しめるから、このセットを持っているだけで料理上手な人になれそうな気がする。

 

自己満足ですが、「これを使っている私って、センスがイイ!」と思えてしまうくらい、本格的なダシが入っています。

 

それぞれのだしをご紹介します。

 

【鰹と昆布】


国産のカツオと利尻昆布を使用した、温かさや懐かしさを感じる風味のだし。

漁獲日や群れ、魚質の違いで味の異なる鰹節を均一に組分けし、安定感のある深い味わいに。

鰹節をいぶした香りを最大限に引き出し、利尻昆布の豊かな香りとの相乗効果で素材の味を引き立てます。

鰹と昆布のダシで、だし巻き玉子も作れます。

 

【合わせ】


国産のうるめ煮干し、カタクチイワシ煮干し、鯖節、鰹節、マグロ節、昆布、シイタケの7種類を素材に使用した、コク深い風味が特徴のだし。

素材が持つ強さと甘さをしっかりと感じながらも、それぞれの味がなめらかに合わさり、凝縮された旨味となっています。

 

合わせダシで、柚子胡椒のパスタも作れます。

 

【いりこ】

国産イワシを高音のオーブンで焼いた後に粉砕する「焙焼」と言う一手間を加えた焼きいりこを素材に使用することで、まるで囲炉裏であぶったかのようなおいしさを感じるだし。

いりこ本来の深いコクと香ばしさが引き立つ香りと味わいです。

 

いりこダシで、うどんも作れます。

 

【あご】


厳選された上質な国産あごを高温で一気に焼き上げることで、臭みをなくしてすっきりとした味わいを実現。

コク深い風味のあごと香ばしさが引き立つあごをほどよくブレンドすることで、お料理に深みを与えるだしとして活躍します。

 

 

あごダシで、醤油ラーメンも作れます。

 

 

【悟りだし】

鹿児島県枕崎産の鰹節を厳選して素材に使用。

荒節の表面を削り、カビ付け工程を施して水分を取り除き、旨味を凝縮、脂分を分解した「本枯鰹節」と言う最高品質の鰹節に。

 

カツオ本来の味と香りを際立たせた、濁りの少ないクリアな黄金だし。

さらに、丁寧に血合いを取り除くことで雑味のないすっきりとした味わいに仕上げています。

 

悟りダシで、お茶漬けも作れます。

 

原料へのこだわり、卓越した加工、職人さんの気合が感じられ、日本文化ってすごいなぁと再認識させられます。

 

私は今まで、こんなにこだわりのダシを使ったことがなかったので、ちょっと緊張しますが、これを使ってどんな料理ができるのか楽しみです。

 

レシピは次でご紹介します。

 

レシピ紹介

【だしおにぎり】

私がまず作ってみたかったのがこれです!

 

ダシを使ったおにぎり。

 

昔おばあちゃんが鰹節と醤油をご飯に混ぜて、おかかおにぎりを作ってくれました。

 

子供時代の思い出が浮かんでくるような、懐かしいおにぎりを作ってみます。

 

(材料) 2人分

UMAMIだし: カツオと昆布・2分の1パック
ご飯: 2杯分
醤油: 小さじ1

(作り方)

①ご飯をボウルに入れ、UMAMIだし(かつおと昆布)のパックを破って、中身と醤油を加えて全体を混ぜ合わせる。

②おにぎりを作る

 

たったこれだけで完成。

バックを破って使うだけだから、とっても簡単。あっという間にできちゃいました。

私は梅干しも中に入れてみました。

 

細かい粉末のだしが、白米に絡みついて、とっても美味しそうです。

 

ひと口食べてみたら、あまりの美味しさに無言でそのまま完食。

 

子供にもあげましたが、子供も無言で一気に完食。

 

冷めてもおいしいから、お弁当にもぴったりです。

 

【味噌汁】

ほっとする料理ナンバーワンなのが、お味噌汁。

 

お味噌汁のおいしさの決め手はなんといっても「だし」です。

 

ここでは、いりこだしを使ってチャレンジしてみました。

 

(材料) 2人分

UMAMIだし : いりこ2分の1パック
水: 400cc
味噌: 20g
お好みの具材: 適量

(作り方)

①鍋に水を入れてお好みの具材を煮る。

 

②UMAMIだし・いりこのパックを破り、中身を①に入れ火を止める。

 

③お椀に②を盛り付ける。

私は、インゲンと、ジャガイモと青さのりで作ってみました。

 

お味噌汁を1口飲むと、いりこの香りが鼻に抜けていきます。

 

思わず「あ〜〜」と声が出てしまうくらい、深い味わいでした。

 

これは大人の味のお味噌汁だと思いました。

 

子供には、いつもの安めのだしで作るお味噌汁の方が良かったみたいです。

 

夫には大好評で、「なんだかいつものお味噌汁と違う。高級感があるし、料亭のお味噌汁みたい」と褒められました。

 

【だしトマト】

ウチの子は、生のままのトマトは苦手で食べてくれません。

 

でも「だしトマト」を作ると、驚くほどパクパク食べてくれます。

 

時々無性に食べたくなるレシピをご紹介します。

 

(材料)2人分

トマト: 300g
UMAMIの旅 (お好みのものでOK ) : 大さじ1弱
醤油: 小さじ2
オリーブオイル: 大さじ1
お好みで、わけぎ

 

※お好みでダシの量や調味料の量は加減してください。

 

(作り方)

①トマトに十文字の切り目を少し入れ、湯むきする。

 

②湯むきしたトマトを食べやすい大きさに切る。

 

③調味料を全て混ぜ合わせて、よくかき混ぜたら出来上がり。

 

まず、トマトの汁がおいし過ぎる!


トマト本来の酸っぱさにダシのコクが合わさって、何とも言えないハーモニー(^^♪

 

子供にあげたら、あっという間に3分の2を完食。

 

わたしの分がなくなりそうな勢いなので、急いで私もたべました。

 

いつもはスーパーで売っている「鰹節」を使うのですが、今回はUMAMIだしを使用してみました。

子供が「いつもよりおいしい!」と言ってくれたので、私も食べてみたら、納得。

 

これだけで、ご飯がドンドン進むほど美味しかったです。

 

だしトマトに使うUMAMIだしは、お好みのものでいいと思います。

 

私は「鰹と昆布」を使ってみました。

 

UMAMIだし・5種パックセットを使うことにより、いつもより料理に気合が入り、良い奥さん・良いお母さんな感じ⁉︎になれた気がします。(自己満足ですが)

 

本格的な味のだしパックですが、使い方はとても簡単だから私でも使いこなせました。

 

「次はどんな料理を作ろうかな?」と、ワクワクします。

これ1つ持っていれば、目的や用途によってダシを使い分けて、料理上手な人と思われること間違いなし。(^O^)

 

こんなこだわりのダシを使っていると、「生活を丁寧に送ろう💛」と言う気すら湧いてくるから不思議です。

 

おおげさかもしれませんが「日本人に生まれてよかった」と思えました。

 

気になった方は、こちらからチェックしてみてくださいね。レシピ集も載ってます。



 

だしを使うメリット

① 素材のうまみを引き出してくれる

和食の料理人さん達は「だしを取る」ことを「だしを引く」と表現します。

 

だしは「素材のうまみを引き出したもの」と端的にわかる素敵な表現ですね。(京都発・モナカの中にお吸い物?!のレビューは、こちらです。)

 

そんなだしの旨味が素材の複雑なおいしさと健康を生み出してくれるのです。

 

例えば、だしに含まれる昆布のグルタミン酸と魚のイノシン酸の旨味が素材の味をぐんと引き立てるので、料理の美味しさもアップ。

だしを加えることにより、食材の味わいに深みが増します。

 

四季折々の食材の持ち味を生かす「うまみ」成分が料理を美味しくしてくれます。

 

② うまみたっぷりのだしを料理に用いると減塩にもなる

「だし」は魚や海藻を加工した素材から、体にしみるような旨味を引き出してくれるので、合わせる素材のおいしさをよりいっそう引き立たせます。

だしの旨味成分のおかげで塩分が少なめでも十分に美味しく料理が食べられるので、減塩効果も。

 

③ タンパク質も摂れる

日本人が古来から愛用している魚介のだし。

粉末タイプのダシを料理にそのまま使用すれば、不足しがちなタンパク質も補えます。

 

食の欧米化により、日本人の肉の摂取量が増えていますが、健康を考えるとやっぱり魚もとり入れたい。

 

粉末だしなら、手軽に丸ごと海のめぐみを摂取できて、その上おいしいから言うことなし。(^O^)

 

こうして考えてみると、だしを使うことのメリットばかりで、デメリットは思い浮かびませんね!

 

やっぱりダシは、すごい💛

 

UMAMIの旅・だしパックのレビュー・PART2は、こちらです。

 

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